グループ会社・社員間での円滑なファイル共有を
クラウド移行で実現

社内ファイルサーバーのアクセス権付与にかかる工数を半減

サービス

法人名 : 太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社

・創業:2008年1月
・代表者:代表取締役社長 梶川 融
・所在地:東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー18階
・社員数:160名
・資本金:2,000万円
・URL:https://www.grantthornton.jp

課題
  • サーバーメンテナンスなどでサーバー停止を行うと業務への影響が出る
  • ファイルサーバーアクセス権設定の工数負荷
  • 利用しているファイル共有サービスの利便性の悪さ
成果
  • サーバーメンテナンスにかかっていた工数を削減
  • ファイルサーバーアクセス権設定の工数を50%削減
  • グループ会社・社員間での円滑なファイル共有を実現

太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社の業務内容

高い専門性や豊富な経験を有したプロフェッショナルが、クライアントの本質的な課題をくみ取り最適なソリューションを提供します。
太陽グラントソントンは、Grant Thornton International Ltdのメンバーファームです。グローバル化によって国際化するクライアントのニーズにも海外ジャパンデスク、メンバーファームと連携して、柔軟、且つ迅速に高品質なサービスを提供します。

 太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社

主な業務内容

  • M&Aアドバイザリー
  • IPO(株式上場)支援
  • 会計/内部統制に関するアドバイザリー
  • サスティナビリティアドバイザリー
  • カバナンス体制/リスクマネジメント体制構築支援
  • 経営管理/経理財務ハンズオン支援
  • DX支援
  • ITガバナンスに関する支援
  • フォレンジック/デジタルフォレンジック/サイバーセキュリティ対策支援
  • 中国ビジネス支援

企業が直面する課題にグループのリソースを活用しワンストップでサービスを提供

御社の業務内容を教えてください。

柏市役所 企画部 DX推進課 松岡 千里

太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社
ビジネスコンサルティング 兼 フォレンジック&サイバー 兼 経営管理グループITサポート担当パートナー
三輪 剛士 氏

三輪氏
当社は、多様化するクライアントニーズにお応えするため、太陽グラントソントンのアドバイザリー部門として2008年に設立されました。
「M&Aアドバイザリー」サービスをはじめ、「ビジネスコンサルティング」「ビジネスリスクサービス」など数多くのコンサルティングサービスを提供しており、 近年ではM&A後のPMI支援や経理財務業務などのハンズオン支援も実施しております。
社内の複数部門や国内外のグループ会社と共同でクライアントに対して業務提供を行うケースが多い点が当社の特徴です。

担当者様の日々の業務を教えてください。

米谷氏
現在のITサポートチームは3名体制で、社内のパソコンの設定(構築)、サーバー・ネットワーク・セキュリティ・ファイル管理などの業務に従事しています。

また、サーバーにファイルをアップロードできない、ネットワークに接続できないといったトラブルが発生した際のヘルプデスク対応も行っております。

これらの業務に加えてDX推進も担当しており、今後の業務が円滑になるよう、まずはクラウドストレージの導入を検討しておりました。
柏市役所 企画部 DX推進課 菅原 麻実 氏

太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社
経営管理グループ ITサポートチーム
米谷 栄美 氏

社内ファイルサーバーへのアクセス権付与にかかる工数が負担

クラウドサービス導入前の課題を教えてください。

米谷氏
他部門のメンバーと共同でプロジェクトを行う際に、社内ファイルサーバーの各部門フォルダ内の特定フォルダを閲覧できるようにアクセス権を付与する必要がありました。
最近は、部門間をまたぐプロジェクトが多く、プロジェクトごとにアクセス権を付与する必要があったため、膨大な量のアクセス権の発行・管理にかかる工数が負担でした。

また、社内ファイルサーバーのメンテナンスを行う際に、サーバー停止することでかかる業務への影響を何よりも懸念しておりました。
サーバー導入当初の予定よりも社員増加が多かったため、使用容量が想定以上に増え、ディスクの空き容量が足りなくなっておりました。

クラウドサービス導入前の課題

  • サーバーメンテナンスによるサーバー停止の影響で業務に支障をきたす
  • ファイルサーバーアクセス権設定の工数負荷
  • ファイルサーバー容量の枯渇

DirectCloudを導入した3つの決め手

ユーザー数無制限の高いコストパフォーマンス

米谷氏
クラウドストレージを導入する際に、ユーザー数によってコストが変動しない「ユーザー数無制限」であることを軸にサービスを探しておりました。

現在のユーザー数は150程度ですが、今後も増加していくことを想定すると、大きなコスト負担となりかねませんでした。
DirectCloudは、「ユーザー数無制限」でコスト変動を気にせずに利用できるポイントが1つの決め手でした。

エクスプローラーからクラウドの操作ができる

米谷氏
エクスプローラーからクラウドを操作できる点が魅力でした(DirectCloud ドライブ)。

使い慣れているエクスプローラーからクラウドの操作ができれば、ユーザーに対する操作方法の説明にかかる工数も負担なく、 スムーズな移行が実現できるため、導入を検討する際のポイントでした。

高度なセキュリティレベル

三輪氏
日本国内にデータセンターがあるため、データを国内で管理していることと、月別サーバー稼働率などの詳細を適宜公開いただける点が導入に至った決め手の1つでした。

また、社内のセキュリティ対策に加え、DirectCloudのランサムウェア対策(その他セキュリティ対策を含む)により、二重にセキュリティ対策できることが大きなポイントでした。

社外勤務者との円滑なファイル共有を実現

現在はどのように運用されていますか?

米谷氏
主に、社内・グループ会社とのファイル共有に活用しています。

これまでは各社ごとの管理のためファイルが散在しがちでしたが、クラウドで一括管理することでファイルの管理・アクセスが容易になりました。

また、太陽グラントソントンには「監査法人」「税理士法人」「社会保険労務士法人」など様々なコンサルティングに対応したグループ会社が存在し、業務の関連上ファイルの共有を頻繁に行うことから、グループ間でのファイル共有にも課題がありましたが、DirectCloudを使って共有することで、円滑なファイル共有が実現しました。
大容量ファイルもDirectCloudで安全・円滑な共有が可能に

現在の主な運用方法

  • ファイルサーバーのクラウド移行
  • 社内・グループ会社とのファイル共有

サーバーへのアクセス権付与にかかる工数を約50%削減

DirectCloud導入による業務改善効果は?

米谷氏
ファイルサーバーへのアクセス権付与にかかっていた工数をおよそ50%削減することができました。

冒頭にも記載しておりますが、ITサポートチームの3名体制で業務を行っているため、ファイルサーバーへのアクセス権付与にかかる工数削減が大きな課題でした。
DirectCloudでは、一度ユーザーを追加してしまえば副管理者が代理でアクセス権設定を行うことができるため、ITサポートチームがアクセス権を付与することは減りました。
業務改善効果【DirectCloud導入による業務改善効果】

導入を検討している企業へのメッセージ

米谷氏
「ランサムウェア対策」「電帳法対応」といった最新情報への対応に余裕を持つためにも、常にできるところから作業を効率化していくことが重要と、DirectCloudを導入して実感しました。