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やはり「コストパフォーマンスが高い」ところが決め手

ファイル管理をDirectCloudに統一し、生産性を向上させたい。

DMM GAMES

会社名: 合同会社EXNOA 様

最高経営責任者:村中 悠介

事業内容:オンラインゲーム事業、その他

情報通信業

会社概要

設立 2017年12月13日
資本金 1,000万円
所在地 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー24F
URL https://dmmgames.co.jp
DMM GAMES
今回お伺いしたのは、国内最大規模のトラフィックを抱えるオンラインゲームプラットフォーム「DMM GAMES」を運営しながら、オンラインゲーム界に社会現象を巻き起こした「刀剣乱舞」含め、数多くのヒットタイトルを生み出しているパブリッシャーでもある「合同会社EXNOA」様です。 多くのゲーマーに支持を得ている合同会社EXNOA様ですが、何故「DirectCloud」を選定いただいたのか、詳しくお話を聞かせていただきました。

早速ではございますが、御社の事業内容とお二人の日々の業務を
ご教示ください。

業務内容
DMM GAMES 内村様

マーケティング本部 プロモーション部
第三プロモーショングループ グループリーダー  内村元様

【内村様】 もともとはDMMグループの中で「DMM.COM LABO」という一事業を担っておりましたが、そこから分社化し「DMM GAMES」という屋号でオンラインゲーム事業を展開しています。
そこから、社名を2020年4月10日付で「合同会社EXNOA」に改変しました。 大きく他のゲーム会社さんと異なるのは、「アダルトコンテンツを扱える数少ないパブリッシャーであること」「プラットフォーマーという側面も持っていること」です。
プラットフォーマーとして、Apple StoreやGoogle Play Storeに次ぐようなゲームプラットフォームを目指しています。
日々の業務
【内村様】私は現在マーケティング部門に所属しており、アプリリリース前のコンサルティングからリリース後のプロモーションまで対応しています。
他のゲーム会社と異なり、マーケティングに関する物事をワンストップで担っており、業務が多岐にわたります。

【久保田様】同じマーケティング本部に所属していますが、私は広告・バナー・LP・サイトの制作・DTPなど、集客に関わる制作全般を担当しています。
元々はデジタルマーケティング領域やネットワーク系の外部集客寄りでしたが、現在は紙媒体やグッズなども扱っています。
企画部分については、デザイナーやプランナーから依頼されることもありますし、私からゲームの広告手法を提案することもありますね。
グッズ展開についてももちろん提案しています。
DMM GAMES 久保田様

マーケティング本部 プロモーション部
アドクリエイティブグループ チームリーダー  久保田耀平様

DirectCloud導入前に抱えていた業務上の課題を
ご教示ください。

自社開発のストレージ容量に限界を感じた
【久保田様】今までは自社開発のストレージを使っていたのですが、ストレージ容量が500GBという制約がありました。
また、1タイトルで10GB~15GBは使うため、一度にデータをアップロードすると頻繁にエラーが発生し、そもそもアップロード容量が大きすぎるとアラートが出てしまっていました。
ファイルはできる限り削除せずにアーカイブしていきたいという考えがあったのですが、容量制限もあり不要なファイルを逐一消去しないといけなかったんです。
ストレージのインフラ監視については、別の者が担当していたのですが、その人的リソースも無視できませんでした。
利便性が悪く、ファイル共有する際の使用ツールが統一されていなかった。
【内村様】また、ファイルをダウンロードすると頻繁に欠損を起こしていたのも課題でしたね。ブラウザもInternet Explorerしかサポートしておらず、挙動が不安定でした。直観的に操作できるインターフェースではなく、利便性が悪かったです。
人によっては共有フォルダに上げるのではなく、サードパーティーのファイル共有ソフトでコミュニケーションをとる場合もあるので、後からログを探すのが不便、物理的にできないということもありました。
また、今までは多岐に渡るチャットツール経由でファイルを共有していたので、ファイルが散在してしまっていたのも悩みの種でした。

テレワーク環境下での課題もあったのでしょうか。

VPN接続によるトラフィックの逼迫
【内村様】プランナーはコロナの影響によりほぼテレワークなのですが、VPN接続に対しネガティブな印象でした。VPN接続したままでテレカンファレンスするとトラフィックを逼迫してしまうためです。
VPNへの接続が増えたことにより、レスポンスが低くなっていたり、特にテレワーク業務が増加した直後はVPN環境がダウンすることもありました。
そのため、VPNからクラウドストレージに移行すれば業務効率が上がることに気がつきました。

数あるクラウドストレージの中でなぜ「DirectCloud」を選んだのでしょうか。

圧倒的なコストパフォーマンス
【久保田様】知名度があるものから、ニッチな会社まで調べたのですが、やはり「コストパフォーマンスが高い」ところが決め手でした。
他社さんでしたらアカウントごとに課金ですので、50名近くが利用すると考えると平気で数十万はかかってしまいます。
セキュリティ面でも評価
【内村様】自社開発のクラウドストレージは、社内のツールであるにも関わらず費用が発生していたんです。
そのため、そのコストとなるべく離れていないクラウドストレージを探していました。
また、低コストでありながら、他のクラウドストレージと遜色がないセキュリティも兼ね備えていることも評価点でした。

導入後、課題は改善されましたでしょうか。

ログ管理により、内部統制を強化することができた。
DMM GAMES
【内村様】まだまだこれから社内に浸透させていく段階ではあるのですが、今までファイルの保管場所が散在していたのでファイル共有のツールをDirectCloudに統一することで、煩雑な作業を解消できています。
また、スタッフの離職・退職が発生した場合、これまではそのファイルがどこに行ったのかがわかりにくい状況でしたが、DirectCloudでは管理者アカウントにより正確に把握できるため、ファイルロストが格段に減りました。
また、これまでのVPN接続からDirectCloudに移行したことで、高いセキュリティのままスムーズにアクセスできていますね。
ストレージ容量の逼迫が解消した。
【久保田様】DirectCloudに変えることで容量が3TBになったので、容量が逼迫し不要なファイルを消去していたこれまでの手間が減ったことは嬉しいですね。

現場の方からは何か機能に対するご要望など頂いておりますか。

直感的なユーザーインターフェースを
【内村様】ユーザーインターフェースの話は上がってくると予想しています。もう少し直感的で分かりやすい仕様になれば更に良くなると考えています。

今後DirectCloudをどのように活用していきたいですか。

ファイル管理をDirectCloudに統一し、生産性を向上させたい
【内村様】今まではファイル保管場所がバラバラで、共通言語的なツールがなかったので、まずは社内で浸透させてファイル管理の統制をとっていきたいと考えています。
外部とのやり取りに関しては、送られてきたデータをローカル環境に落としてから更にアップロードし直すという従来の方法を改善し、直接クラウドストレージで共有することで一工数減らしていきたいです。
DirectCloudを社内に浸透させていきたい
【久保田様】 何か指示を出す際に、「DC(DirectCloudの略称)に上げておいて」が通じる職場をつくっていきたいですね。

今後はどのような機能実装を期待していますか。

プレビュー操作をもう少し簡素に
【内村様】現在、プレビュー見るときに「右クリック → メニュー → プレビュー」という段階を踏みますが、これが若干煩わしく感じています。
マウスオーバーで中身が見られると利便性がより高くなると考えています。
制作しているゲームの中には、ファイル名が日本語以外のままのものなどもあり、それらはファイル名だけでは中身がわからないことが多いんです。
そのため、もっと簡単にプレビューできるようになるとありがたいですね。
Webアプリケーションのアップロード上限をクリアに
【久保田様】Webアプリケーションのアップロード上限が気になっています。
弊社としては、極力アプリケーションをインストールしたくないという考えがあります。
できる限りWebブラウザだけで作業したいので、アップロード上限がクリアになれば使いやすいと考えています。
あとは、フォルダのコピー&ペーストの操作が若干煩わしいところですかね。
あまり考えることなく直感的な操作で使えると更に良くなると考えています。
DMM GAME

コストを最小限にしつつ、ストレージ容量の制限から解放。
ファイル管理方法を統一させることで内部統制も強化。

導入メリット

・自社開発のストレージを使用していたが、容量の制約があり一度に大量のデータをアップロードすると頻繁にエラーが発生。挙動が不安定で利便性が悪かった。

・ファイルの共有方法が統一されておらず、情報が散在していた。

・これまで使っていたストレージ費用を超えないものを探していた。

・アップロードする際の容量制限の緩和と挙動の安定、対応ブラウザも増え利便性を向上できた。

・ファイル共有のツールをDirectCloudに統一することで、ログを正確に追うことができ、内部統制を強化することができた。

・機能、容量、費用において高いパフォーマンスで、管理者の手間やリソースが減った。